本家ついったーはなぜクライアントを作らないのか?

 この前@yakumo27さんと話していて「本家ついったーはなぜクライアントを作らないでリストやらRT実装とか考えているの?」と話題が出たのでボクなりの答えを出してみた。以下妄想です、よろしく。


 数々のクライアントがある中で、自分にあったクライアントを使ってついったーを楽しまれている方が多いと思います。クライアント?は?グリモン最強!!!という方もいます。さて、使う側にとって一番使いや安ければいいし、ついったーもビジネスとして利益を出すにはどんな方法を模索しているのか、API制限なしの有料クライアントを作成したらいいんじゃないか、とかありますが・・・そもそも既存のクライアントで充分なので、わざわざ無料と競争化するメリットは少ないと思います。


 だって、そこに広告枠つけて運用するとしても誰が見るのだろうか?


 ついったーが広告枠として活躍するのは、あまり向いていないと思う。リアルタイム性のトレンドの場に場違いに長く広告を置いても、利益回収率が低いんじゃないかなと思う。話題性はあるけれどね。では、いったいどこへ向かっているのだろうか?クライアントはいろんな方が無料で配布している。フォロー数が多い人もフィルターを使ってTLを見やすくし、リプライやRTなども自在に楽しくしている。


 じゃあ今あるリスト化とかRT実装するような事って意味あるのか?


 完全に妄想領域だけど、初心者の門を広げようとしている意図があると思う。RTなんてボクがはじめた時、意味がわからなかったから、@shiroutoSEOさんのやり方をTL上で「半年ROM」って学んだ。リプライにしても、そのつぶやきに対して、相手はフォローしてくれてないけれど、これリプライで「ツッコミ」を入れたいという感覚でやったりした。無論、ムシされることもある。それがついったーだと学ぶには「半年ROM」するという感覚が無い人には、難しいかもしれない。
 そこで、リストの出番なのだ。リストがあれば、どの層が初心者向きのアカウントかまとめている人もいる。また、何関係の人かもリストでわかる。たまに意味不明なリストを作る人もいるけれど、基本自由なので別に問題ないと思う。


 初心者向けに、サービスをなぜ提供するのか?


 ここは大事なポイントだと思う。場の空気を読まないような人も増える可能性が高いだろうし、ついったーのTLがカオス化するだろう。変態的な意味ではなく「ググレカス」系のものが増えるかもしれない。だけども、ついったー上では短縮URLで教えてくれたりする人もいるので、まだ善意で成り立っている部分もあると思う。たまに過激な発言やネガティブ発言を連発する人もいるけrど、見たくなければリムーブすればいいし、しつこくリプライで変なことしてくる人がいればブロックすればいい。だってそれがついったーだからだ。
 そんなついったーに門を広げることで、ネットリテラシーが低い方(ボク含め)がついったーでつぶやく内容といえば、「ペプシあずき、うまいな」とか「目の前の中学生がiphone持ってる」とかそういうことだったり「○○のサイト面白い」と短縮URLをリンク付けてつぶやいたりするくらいだ。たまに変態的な発言をしてみたりする殺伐としたついったーを楽しんでいる。
 さて、そんなアカウントではなく、web内で結構有名な方々が作るリストやSEOの方のリスト、またはアフィリエイターやマーケティング、SEの方、などなどいろんな方々のリストを見ると、わかりやすくリスト化している。


 誰が作ったリストのか?


 フォロワー数が多い人のリストやその業界で一目置かれる人のリストで「web関係の人」「マーケティングの人」などといった具合にリストを作っている場合、同じ業界の人はそのリストをフォローするだろう。あるいは個別にフォローし、クライアントでフィルタをかけるかもしれない。今はリスト対応のクライアントはないのでフィルタがけをするのは当然だと思う。クライアントがわからない人はweb上で投稿しているだろう。そのリストの価値がそのリストのフォロワー数で決まるということにもなる。リストに多く含まれる人が、web関係、マーケ関係、SEO関係、LPO関係、といったリストに含まれる人が作った「ネット企画リスト」を作ったら、そのリストのアカウントはすごいんじゃないか?と思う人もいると思う。
 そのリストをアルゴリズムで最適化して、ページランクをリストにつけたとしたら、面白い結果が出てくると思う。APIも開放されているので、誰かがそのうちやるだろうと思う。


 さて、本題だけど、前置き長くてごめん


 アカウントの最適化ができ、ページランクが個別につけられたとしたら、面白いデータが取れるようになる。リストによって選別され、複数のリストに含まれるアカウントは区別化され、そのアカウントの発言が他のアカウントと差別化される。最後にどの分野にとって有益っぽい、あるいは影響力が高い発言をしているのか分別される。
 その発言をRTなりリプライなどで、広がりようなどを以前と比べて楽に見ることが出来る。え、プライベートリストで見れない場合はどうするの?という疑問があるけれど、本家ついったーが管理しているのだから、それはプライベートでも見れるわけで、そのデータを元にバイラル効果など測定が出来るようになる。それをチャートなどで工夫すればわかりやすくデータを見せれるようになる。


 すると・・・情報の価値の変化が起こる。


 その時の情報の価値をリアルタイムで見れる企業向けのクライアントを作成する。プライベートリストも含めた「選別・区別・差別・区別」によってできたデータをチャートみたいな感じでばずったーとふぁぼったー高性能版を組み合わせたチャート的何かを作ったとしたら、それは広告業界やその情報が欲しい会社に、売ることができる。みんなの善意と友情で出来た素敵なリストが社会に貢献されるというわけだ。もちろんタダ働きだ。
 もとより、ついったーはタダだから、それを楽しくトレンド情報をつぶやいている。コミュニケーションの幅や業界を隔てた新しい関係により、素敵なビジネスをたち方もいるだろうし、そういう場を提供したついったーは最高だ。なので、ボクらが普段つぶやいているトレンド情報をまとめてそれを企業に売っても別にとがめられるものじゃないから、もし、そうなってもよくやったと誉めてあげたいと思う。


 だって、企業のバカチンはくだらないアンケートをとってそこから個人情報ry


 中略、というわけで、個人情報を晒さずに企業に消費者が本当に望んでいる情報をうまくっまとめてくれる素晴しい情報提供会社になると思う。広告業界なんて喜ぶんじゃないかな、テレビの視聴率もある程度わかると思うし・・・さすがに年齢とか家族構成まではわからないけれどね・・・でもリストでどういう人が見ているのかくらいはわかるかもしれない。それにクライアントを何を使っているかなどで、ネットリテラシーが高い人なのか、あるいは、何系の人なのかもわかるだろう。


 つぶやきをまとめ、情報を提供する会社


 こうなってくると最終的にグーグルが買収してくれると思う。そうなるとそれはそれで良いとか悪いとかではない。その情報が無料に公開されるようになったら、いろいろな意味で今までがんばってリサーチ・・・アンケート・・・などしている会社が涙目になるだけの話だ。時代の流れは怖いものだ。一方でその情報を利用して、チャンスを掴むものもいるのでありかもしれない。ついったーが専用のクライアントを有料で作ってもどこかマネをして無料でされたらデスマーチごっこになってしまうしね。これが今度のついったーとしての戦略なのかなとRT実装化のことや、リストの使い方などを見て、思ったんだ。








 悪魔でも妄想だよ、でもそうなったら、そのまとめた情報は欲しいよね?企業各社さん






追記:今度ついったーを絡めたサービスを作ろうと思っている方へ


どういう人が発言しているのか仕分けできたサービスであれば、よろこんで買う企業もいるので、実際に最初は無料で作ってみて、利用者が増えれば企業からのオファーで○○系の人たちの発言を抽出して、とか、出てくると思う。アンケートとるよりも経費がかからないしね・・・情報を制して、加工し、それをアウトプットすれば、そのアウトプットしたものを使って儲けたい人はたくさんいる。それが今だと思うんだ。では、ノブリスオブリージュ、TLの流れで楽しいひと時を・・・